「雷神の少し響みてさし曇り 雨も降らぬか君を留めむ」

返歌
「鳴る神の少し響みて降らずとも吾は留まらむ妹し留めば」

滞在最終日の午前中、ぽっかり一人時間ができた。


最後のご奉公で、掃除や作り置き総菜でもつくってあげようと思っていたけれど、「せっかくの東京だから、新宿のデパートでもいってくれば？」と長男が言ってくれました。
かといって、田舎の地元でさえ恐々withコロナ生活を送っているのに、東京のデパート、しかも新宿の繁華街なんて楽しめるはずもなく、さして物欲もなし。

それでも、ずっと家に閉じ込めてしまっている私に息抜きを…と提案してくれた長男の意を汲んで、30年前の次男の通院でよく行った中央公園でも行こうかとも思ったけれど、公園なら…と思いついたのが、新宿御苑。

ここは、君の名は。で一挙有名になった新海誠監督の作品の中でも人気の高い作品『言の葉の庭』の舞台です。

冒頭の和歌は、言の葉の庭で雪野と孝雄が詠う（うたう）短歌。

ちなみに、雪野は『君の名は。』でも、チラッと国語教師として、登場しますので、あっ！とほくそ笑んだ方も多いのでは・・。


目的地は、地下鉄で数駅。
具体的な場所はわからなかったけれど、狭い空を見上げて、なんとなく木々が茂っている場所を目安に歩き始めることに。

喧騒に満ちた通りから、一歩足を踏み入れると、ここが新宿であることを忘れてしまいそうな一角を発見。
たぶん…と思われる場所を目指し側道を歩くこと数分で無事、到着。

園内は、広大な敷地ということもあってか、人は疎らなので意識することもなく、ソーシャルディスタンスも保たれ、これなら、ストレスフリーです。

うん、うん、思いつきにしては、我ながらグッドセレクトでした。

切符を買って、入ったものの広すぎて、どこから回ったらいいのやら。

スマホで検索しながら、やっと見つけた雪野と孝雄が出会ったお目当ての東屋は、生憎先客がいらしていたので、近寄れず残念でしたが、雰囲気だけは味わえたので大満足。


こんな奥まった場所、よくぞ選んでくれた！と、その横の旧御涼亭を眺めたり、木々の間からのぞく高層ビル街の姿も楽しみながら、ぐるっと回って、帰りは大木戸門へ。

夏の間太陽をうけて枝いっぱいに茂った木々の葉がさまざまに色づき始めていたり、上の池の橋の脇にススキを見つけたり、木陰に入ると乾いた風が肌寒かったりと、季節が進んでいたことを実感、そんな都会の秋を過ごして、夕方一週間ぶりに無事帰宅。



それにしても、緑がないない！という都会なのに、こんな立派な公園がさらっと、高層ビルと混在しているなんて、東京って、凄いです。


あっ、どんぐりも見つけました！


この日の歩数は、13015歩。
足がパンパンなはずでした。(笑)

長男家の第二子誕生から、既に１ヶ月が経過。

面会OKの連絡があるまでひたすら我慢でしたが、漸く長男から連絡があったので、待ってました～♪ばかりに、いそいそと行って来ました。

道中の東名高速は、前に走る車が見えないほどガラガラ、ビックリでした。

みんな、頑張ってますね！

授乳時間が１時だから、２時頃来てくれると有難い！というので、以前息子に連れて行ってもらった江戸前寿司屋さんで食事をし、公園で時間を潰し、漸く約束の時間。(笑)


出迎えてくれたのは、上の孫の笑顔。

お母さんが産休中は、保育園に通えないらしく、毎日家で過ごしていたので欲求不満気味なのかな、、なかなかのハイテンションぶりの歓迎でした。

この１ヶ月で更に成長した孫を抱っこさせてもらったのですが、それが10分も抱いていると結構しんどくて‥じわりじわりと腕にくる。。
筋力低下を嘆いていると、お嫁さん曰く、もう、五キロあるんです～と、ナイスフォローしてくれました。



その後は、上のお兄ちゃんと一緒にフルーチェづくり。
４月に泊まったときに一緒に作っことを覚えてくれていたようで、また一緒に作りたい～と用意してくれていたようです。

3歳って、思い出として、しっかり記憶に残ってるんですね。

変な記憶として残らないように気をつけなきゃ！

今日は、昨日の春の嵐から一転、空もお掃除されてピカピカの青空。

北の部屋から見えるのは、お化粧直ししたばかりの富士山。

気晴らしに、運動不足解消を、かねて小一時間お散歩してきました。
新緑の茶畑と富士山のコラボもこの季節ならではの光景。

すっかり見慣れた風景だけれど、やっぱり癒されます。



長男のところの孫が、本日三歳になりました。


そして、第二子誕生の吉報がはいったのは、4時半を回った頃でした。

もしかして‥とは思っていたけど、まさか同じ誕生日になるとは‥ね。

3歳のお誕生日おめでとう～

こんな大変な世の中だけど、産まれてきてくれてありがとう～
これから、よろしくね。

ベランダには、長男が昔母の日に送ってくれたカーネーションが咲いています。

いつも夕方来て、翌日10時には帰ってしまう長男達。

今回はゆっくりできるというので、どこか2歳の孫が楽しめる所はないかな～と閃いたのが、イチゴ狩り。

ということで、久能山近く農園へ行ってきました。

初めて目にする苗になっている苺に目をキラキラさせて、口いっぱいな頬張る孫の笑顔が見れて、してやったり！のばあばでした(^-^)/

そして、曾孫に負けじと競って食べていた義母でした。

ハウスを出てふと視線を南に移すと、陽の光に反射して輝く駿河湾が広がっていました。

この季節の公園は、瑞々しい緑の濃淡あるコントラストが美しくて、癒されます。

GWも終わり、すっかり日常に戻った今週、近所のスーパーに行くと、店頭に沢山のカーネーションが並んでいました。

そうか、今週末は、母の日か～
ということで、昨日、実家へ旅行のお土産を渡しがてら、ひとつ鉢植えを買い求め渡してきたところでした。
少し前までは、兄妹で相談して品物を送っていたのですが、もう物が、たまると困る年だからいらない！というので、ここ数年は、花の一択です。

その夕方、我が家にも薄い黄色のカーネーションが届きました。

送り主の欄には、長男とお嫁さんと孫の連名。

こちらも一足早くのギフト、ありがたく受け取りました。

そして、今年同封されていたのが、イタリアンパセリの種だったのでこれも嬉しいです。

というのは、いつもは四つ葉のクローバーの種でしたが、どこに蒔いたらいいのか困って(笑)いるうちに引き出しに沢山たまってしまって、先日処分したところだったので。

多分これは、お店のおまけだと思われるので、仕方ないですね。

一段落ついたであろうと思われる９時頃、お礼のLINEを二人に送りました。

先日、長男から送られてきたLINE。

「よっぽど気に入ったようで、あれからずっと、トーマスと一緒の生活を送ってます」

お昼寝する孫の手には、しっかりトーマスが握られていました。


やったね！大成功♪

2歳を迎えた孫Ｋの最近のお気に入りは、トーマス。

ビデオを見ながら、拙い言葉で、バードンやらヒロやらたくさんの仲間達の名前を一生懸命教えてくれる。

今年は、バースデイギフトの絵本の中にトーマス関係を三冊いれてみました。
一冊は、添付されている小さなトーマスの玩具が、トンネルをくぐり抜けたり、ワープしたりできる仕掛け絵本。
楽しんでくれるかな？

あとは、手持ちのだるまさんシリーズでお馴染みのかがくいさんの絵本なので多分気に入ってくれるはず。

かこさとしさんのカラスのパン屋さんは、昔からのベストセラーですが、文字数が少し多いのでちょっと早かったかも‥。

はみがきれっしゃ は、最近歯磨きをいやがるので一役かってもらおう！と目論んだのですが、なんと既に購入済みということで、ガッカリでした。

昨年は、手持ちリストを教えてもらっていたので被るのはなかったけれど、今回は省いてしまって‥。
やはり何事も事前リサーチ怠ってはいけませんね。(^_^;)
という訳で、こちらの本は、たぶん次男宅行き。
あ、買わないうちに、連絡しないと(^ω^)

「始めての給料、はいったからご馳走するよ＾＾ｖ」



長男の今回の帰省の目的は、どうやらこれだったようです。

ふふっ・・・遠慮なんかしないもんね～＾＾

というわけで、土曜日の夜は、4人で久しぶりの外食でした。

まだ加熱したものしか食べられない義母のオーダーを聞いてくれそうな懐石料理のマクロビクスのお店を予約しました。

メニューを見たときは、無理？かなとも思いましたが、いざ食べ始めると入る入る・・・お通しから、前菜を含めて全10品、わたしはもちろんなのですが、すっかり食の細くなった義母も別メニューもペロリ全部平らげてたのは、驚きでした（笑


いま気がついたのですが、GW前半の3日間で私が外出したのは、この3時間だけでした。

「僕ね、大きくなったらね・・・・」


それは、ありふれた日常のいつの頃の会話か今となっては記憶にないくらい遥か遠い日の幼子との会話。


まさか、現実に『その日が』やってこようとは、まさしく夢のようです。