ウクライナが侵攻されてから早1か月。

同じ地球上で、今なお停戦終息の気配が見えない現実に胸が押しつぶされそうになります。
若い人達は、記憶にないかと思いますが、30数年前にも近代戦争が起きています。
イラクのサダム・フセイン政権とアメリカを中心とした多国籍軍によって行われた湾岸戦争です。
夕方のニュースでのリアルタイムで映し出された首都バクダッド空襲の映像を見て初めて、今起こっていることを知ったわけですが、真っ暗な暗闇の中で米軍のミサイルや誘導爆弾の攻撃で炎上するビル群が浮かび上がる映像を見て、衝撃を受けたことを覚えています。
私といえば、その当時子供達は2歳と3歳位で、次男のアレルギーに四苦八苦しながら、のんびりテレビや新聞も見る時間もままならない子育て真っ最中。
恥ずかしながら、2度と戦争はしないと宣言している日本に住む自分にとって、どこか対岸の火事のような気持ちだったような気がします。

そんな湾岸戦争の記憶ですが、先月、長男夫婦が遊びに来た時、帰国子女のお嫁さんとその時の話が話題になりました。

コメント

ピーターパン in Japan
2022年3月30日4:10

2001年7月にヨルダンでの駐在生活が始まって、夏休みにロンドンに休暇にいき、帰って新学期を待っていたらすぐに911の事件がおきました。
そのときに出張してヨルダンにいらした夫さんの上司の方が、湾岸戦争の話しをしてくださいました。その当時にイラクに駐在中で、戦争が始まってからしばらくして女子供は先に避難することになったときの話。イラクからは飛行機は飛ばないので、ヨルダンまで車で移動、車のライトはつけられないので満月の夜に決行したそうです。ヨルダンで日航の鶴のマークが見えたときは本当に安心したと。男性方は、今のウクライナと一緒で奥さま子供達を見送ってからまたイラクに戻ったそうです。商社なので最後まで残っていたとも。

その話を聞いて程なく私たち家族も万が一に備えてバーレーンに退避になりました。

あとで、湾岸戦争のころにヨルダンに駐在していた方の話として、ヨルダンでもミサイルが上空を飛んでいくのが見えたとか、誤爆があったといった話もきいてかなり身近に感じました。

ウクライナの方は避難国でもウェルカムされてますが、イスラム教徒とはやはり待遇も全然違いますね。
ちなみに2004年のアメリカのイラク攻撃。世間ではイラク戦争といいますが、私たち夫婦は(アメリカの勝手な)イラク攻撃と言ってます。いまならイラク侵攻になるのかなあ。

メイ
2022年3月30日16:05

ピーターさん^^

コメントありがとうです。
海外暮らしの方たちにとっては、湾岸戦争もしかり、911も、世界で起きている小さなことも他人事ではないですよね。
商社の方は、直接現地の方々と関わるので、その土地土地でのご苦労も多くありそうですね。
ピーターさんも異国での子育ては、私が想像する以上に大変だったと思います。
次男のお嫁さんのご両親が3年前まで中国に駐在していたのですが、今回のロシアのように、テレビは勿論、PCや携帯の内容もすべて管理されてしまうので、とても難儀していましたよ。
世界平和なんて、所詮

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索