重松清氏の『また次の春へ』
トン汁
おまじない
しおり
記念日
帰郷
五百羅漢
また次の春へ
当たり前のささやかな日常のひとこまが、後に大切な思い出となってしまう、それぞれの3.11とその後の物語。
どんなに想いを馳せたとしても、あの日の計り知れない悲しみや喪失感は、失ったものがない自分にとっては、想像はやっぱり想像でしかなく、そして今年も何もできないのだけれど、せめてあの時の記憶だけでも埋もれさせないために‥今年も読みました。
トン汁
おまじない
しおり
記念日
帰郷
五百羅漢
また次の春へ
当たり前のささやかな日常のひとこまが、後に大切な思い出となってしまう、それぞれの3.11とその後の物語。
どんなに想いを馳せたとしても、あの日の計り知れない悲しみや喪失感は、失ったものがない自分にとっては、想像はやっぱり想像でしかなく、そして今年も何もできないのだけれど、せめてあの時の記憶だけでも埋もれさせないために‥今年も読みました。
コメント
その日の数日後、メイさんにも来て頂いた熱海の母校で卒業式がありました。
卒業する学生たちの喜びと共に、誰もが忘れてはならない日の思い出も、
背負ったように感じました。もう、あれから9年なんですね。
メイさんのように僕も記憶だけは、埋もれさせてはならないと感じています。
重松氏の作品はたくさん読みましたが、まだ「また次の春へ」は未読です。
今度是非、読んでみます!
こんにちは(^^)
我が家も、数日後に次男の大学卒業を控えた時でした。
次男の親友が気仙沼出身で、その日は実家と連絡が取れず、不安な長い夜を一緒に過ごしたと聞きました。
私自身は、慌てて会社の小金庫持って駐車場に避難、止まったままの時計の針が今も鮮明に甦ります。
この本は、勿論涙無しでは読めない物語もありますが、『記念日』のようにちょっとほっこりするような物語もあって救われたり、改めて1人1人の様々な生活や人生観があることを思い知りました。
お薦めの一冊です(^^)