お別れの日

2015年9月27日 日常
お別れの日
曇り。

この日の予定は、11時告別式 14時から納骨式。


10時までに式場に入れば充分なのだけれど、9時前に着物の着付けとヘアーセットをお願いしてあったので、子供達もそれに合わせて会場いりしてくれることになりました。

昨夜から控え室に泊まっていて暇を持て余していた夫にとっては、いい話し相手がきてくれたと嬉しそう。

義母が着付けてもらっている間に、私は髪の毛をセットしてもらって、その後着付けていただきました。

2日前のこともあるので、着物はキャンセルしようかと昨夜まで悩んでいたのだけれど、

その後眩暈もなく、食事も普通に取れ、体調も戻りつつあったので、最後の1日頑張ってみることに。

実家でお嫁入りに持たせてくれた着物を、参列する私の親に見せてあげたかったのも、大きな理由です。

着付けの時、ダウンしてしまったことをお話しながら、帯も気持ち緩く着付けていただき、1時間もかからずに、無事支度完了。

そろそろ義母も疲れが出てくるころかな~と心配だったので着物大丈夫?と声をかけてたら、逆にみんなに「お母さんこそ、1日もつ?」と何度も確認される始末。

そうすると、不思議なもので段々その気になってきて帯が苦しく感じて、不安になってしまって、強迫性障害?かのよう。

結局、夫が係りの人を呼んでくれ、着付け直していただくという失態。(伸びるゴムの腰紐を貸して下さいました。)

念のため吐き気止めも服用。もうこれは、精神安定剤の役割でした^^;


その後は、アクシデントもなく、粛々と進んでいき、義父と最後のお別れのときがやってきました。

みんなで選んだ義父のビデオライブラリーが映し出されると、

自分がこの家に嫁いできてから29年の歴史が重なり、初めて義父の旅立ちの実感が押し寄せ、込み上げてくるものを堪える時間が続きました。

一人っ子の夫が3人兄妹の私と結婚した時、夫に兄妹が増えて嬉しいと喜んでくれましたね。

随分怒られたこともあったし、お世辞にもいい嫁ではなかったけれど、今の私たち家族が幸せに暮らしているのは、あなたのお陰です。





ありがとうございました。 



ゆっくりやすんで くださいね。



さようなら おとうさん。





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