倉敷美観地区 (10月13日①)
2013年11月4日 旅行 コメント (6)
まず最初の観光は、倉敷の美観地区。
ここ美観地区は、昭和44年に倉敷市が、明治時代からの郷愁が残る倉敷川畔一帯を美観地区と定め整備し、その後昭和54年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたという、明治、江戸時代からの古い街並みが保存されています。
柳が揺れる倉敷川に沿って歩くと、
風情あるどっしりとした白壁の重厚な蔵屋敷が軒を連ねており、
江戸時代?にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
かと思えば、江戸幕府の代官所跡に建設されたという元倉敷紡績工場は、どこか近代的で、赤レンガに覆う蔦が、異国情緒たっぷり。
それもそのはず、ここを立てた倉敷紡績2代目の大原孫三郎は、日本初の西洋美術館といわれる大原美術館を建てた方だというので、頷けますね。
今はアイビースクエアとして、ホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館と利用されているので、たくさんの観光客で賑わっていました。
そして、私がとても興味深かったのが、大原家別邸である「有隣荘」。
愛妻家でもある大原孫三郎が、
病弱な妻が静養できる場所をと、奥さんのために建てられたといわれる別邸です。
角度によっては、黄色にも緑色にも輝いて見える屋根が特徴的と、
事前にガイドさんが説明してくださっていたので、一目見るなり分かりました。
高い塀で囲まれているため、御屋敷の中の様子は伺えませんでしたが、「緑御殿」とも呼ばれるだけあって、その佇まいは、別格!
戦後の一時期は、天皇家もご宿泊されたこともあったとか。
たまに一般公開もしているようなので、いつか機会があれば訪れてみたいな~。
それにしても、ガイドさんが説明してくれればくれるほど、この大原孫三郎という人物の偉業に驚かされました。
愛妻家というより、常に回りに気配りできるその時代には珍しい人物だったようです。
アイビースクエアの赤レンガと蔦も紡績工場であった頃に工場内部の温度調節の為に植えられてというし、今の倉敷中央病院は、工員の健康管理のために設立したといいます。
俗に言う2代目は・・・という評価に当てはまらないどころか、労働者のための先駆的な事業を次々と実践、また事業を通して教育・社会へ貢献した魅了ある人物だったようです。
愛妻家というのもそうですが、実業家は成功するに従ってとかく中央へ目が行きがちですが、あくまでも郷里での発展に尽力したというところに、魅力を感じます。
というわけで、初めて訪れた倉敷地区。京都ほどではないにしろ、一部が適度に観光地化される一方で、未だ多くの人々の生活の場でもあるのがとても自然で魅力的な街でした。
ここ美観地区は、昭和44年に倉敷市が、明治時代からの郷愁が残る倉敷川畔一帯を美観地区と定め整備し、その後昭和54年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたという、明治、江戸時代からの古い街並みが保存されています。
柳が揺れる倉敷川に沿って歩くと、
風情あるどっしりとした白壁の重厚な蔵屋敷が軒を連ねており、
江戸時代?にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
かと思えば、江戸幕府の代官所跡に建設されたという元倉敷紡績工場は、どこか近代的で、赤レンガに覆う蔦が、異国情緒たっぷり。
それもそのはず、ここを立てた倉敷紡績2代目の大原孫三郎は、日本初の西洋美術館といわれる大原美術館を建てた方だというので、頷けますね。
今はアイビースクエアとして、ホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館と利用されているので、たくさんの観光客で賑わっていました。
そして、私がとても興味深かったのが、大原家別邸である「有隣荘」。
愛妻家でもある大原孫三郎が、
病弱な妻が静養できる場所をと、奥さんのために建てられたといわれる別邸です。
角度によっては、黄色にも緑色にも輝いて見える屋根が特徴的と、
事前にガイドさんが説明してくださっていたので、一目見るなり分かりました。
高い塀で囲まれているため、御屋敷の中の様子は伺えませんでしたが、「緑御殿」とも呼ばれるだけあって、その佇まいは、別格!
戦後の一時期は、天皇家もご宿泊されたこともあったとか。
たまに一般公開もしているようなので、いつか機会があれば訪れてみたいな~。
それにしても、ガイドさんが説明してくれればくれるほど、この大原孫三郎という人物の偉業に驚かされました。
愛妻家というより、常に回りに気配りできるその時代には珍しい人物だったようです。
アイビースクエアの赤レンガと蔦も紡績工場であった頃に工場内部の温度調節の為に植えられてというし、今の倉敷中央病院は、工員の健康管理のために設立したといいます。
俗に言う2代目は・・・という評価に当てはまらないどころか、労働者のための先駆的な事業を次々と実践、また事業を通して教育・社会へ貢献した魅了ある人物だったようです。
愛妻家というのもそうですが、実業家は成功するに従ってとかく中央へ目が行きがちですが、あくまでも郷里での発展に尽力したというところに、魅力を感じます。
というわけで、初めて訪れた倉敷地区。京都ほどではないにしろ、一部が適度に観光地化される一方で、未だ多くの人々の生活の場でもあるのがとても自然で魅力的な街でした。
コメント
倉敷は従姉が勤めている大学があるのでなじみのある場所です。でもガイドさんについて説明を受けたことがないのでメイさんの日記で知らないことばかりでしたよ。
地方が過疎化する前の、地方独特の文化の香りを感じます。
よい季節に素敵な所にご旅行、羨ましいです!
お待たせしました~
って大したものでもありませんが、へへっ・・気がつけば早2週間も経過してしまってました(汗ツアーということに安心しきって、今回はまったく予備知識も下調べもなく出かけてしまったので、自分の無知も手伝って聞く話がどれも新鮮で、楽しい旅となりました。
お久しぶりです。
倉敷は綿の栽培が盛んで、織物加工が発展した経緯からジーンズでも有名です。
ようやくすねかじりから開放されたので、これから少しずつ楽しみたいと思って手始めに・・・予想以上に素敵なところでしたよ。♪マーキーさんも是非^^
行かれて良かったですね^^
決して広くはないけれど倉敷には見所がたくさんありますし。
アイビースクェアなんて懐かしいな~^^
私はかれこれ20年くらい行ってないけれど美術館は一見の価値ありです。
確かに時間は限られるけれど、ガイドさん付きというのは団体旅行ならではだし、
初めての場所はその方がいいかも知れませんね。
私も一度そうしてみようかなぁ?
私は伊勢へと思っていましたが、今回は時間がなくて。
次回の楽しみに取っておくことにしました。
こんばんは^^
お天気にも恵まれ、いい旅になりました。
今回のガイドさんは、移動中のバスの中からも、その土地のことを丁寧に説明してくださって、とっても勉強になりました。
>美術館
今回は入ることができなかったので、今度はゆっくり出かけてみたいです。
一緒に落ち合って・・・というのも、有り!ですね♪