久しぶりにおせいさんの本を読みなおす。
軟らかなそれでいて繊細でもったりとした大阪弁が、なんとも心地よく一気に引き込まれていきます。
彼女の小説には、若い女性ではなく、少しばかり人生を経験した女性達がよく登場するんだけど、みんな肩に力がはいってなくて、自分流の人生の楽しみかたを心得ていて、30年前の私はそんな主人公達に憧れ一生独身でもいいかな・・・なんて思ったくらい。
あらゆる可能性をまだ手の内に捉えつつ、夕焼けの空の色がわかるような人生をいとおしみ年を重ねるほどに瑞々しくなっていく「微妙な年頃」の彼女たちはとても生き生きしていて、なんのとりえも持ち合わせていない自分には眩しすぎるほど魅力的で。
こころの隅っこに蹲っている葛藤や欲望を、捨てられない夢や希望と織り交ぜ甘くも切ない想いが綴られていて、それがおせいさんワールド、そんな彼女たちの時間の過ごし方は今も憧れです。
この「苺をつぶしながら」は、
3部作の最終編。
恋愛・失恋・恋愛・結婚をした乃里子が離婚をして、ひとりの時間と自由を取り戻したところから始まる物語です。
あれから、30年の年月が経過しているなんて信じられないくらい、色あせてないどころかむしろ今のほうがフィットしてるんじゃないかな。
軟らかなそれでいて繊細でもったりとした大阪弁が、なんとも心地よく一気に引き込まれていきます。
彼女の小説には、若い女性ではなく、少しばかり人生を経験した女性達がよく登場するんだけど、みんな肩に力がはいってなくて、自分流の人生の楽しみかたを心得ていて、30年前の私はそんな主人公達に憧れ一生独身でもいいかな・・・なんて思ったくらい。
あらゆる可能性をまだ手の内に捉えつつ、夕焼けの空の色がわかるような人生をいとおしみ年を重ねるほどに瑞々しくなっていく「微妙な年頃」の彼女たちはとても生き生きしていて、なんのとりえも持ち合わせていない自分には眩しすぎるほど魅力的で。
こころの隅っこに蹲っている葛藤や欲望を、捨てられない夢や希望と織り交ぜ甘くも切ない想いが綴られていて、それがおせいさんワールド、そんな彼女たちの時間の過ごし方は今も憧れです。
この「苺をつぶしながら」は、
3部作の最終編。
恋愛・失恋・恋愛・結婚をした乃里子が離婚をして、ひとりの時間と自由を取り戻したところから始まる物語です。
あれから、30年の年月が経過しているなんて信じられないくらい、色あせてないどころかむしろ今のほうがフィットしてるんじゃないかな。
コメント
私もこの3部作大好きです♪
いつの間にか自分も「なんでも知ってる35歳」ノリコさんよりずっと年上になってしまいましたが^^:
私もお聖ファンで殆ど本はもっています。
20代でであってから異性の好みがすっかりかわりました。
なんたってしゃべって面白いのが一番ですよね。
早速コメントありがとう!
やっとレビューできました♪
初めまして^^
結婚後読み返すのは初めてなのですが、
またじっくり読みなおしてみたくなりました♪
お気に入りがあったら、教えてくださいね。