コーヒーにいれたザラメ砂糖が溶けきれず、いつまでも舌の上でざらついでいるような・・・何とも言い難い、後味の悪い本でした。
「愛美は、事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」
という担任の最期の日の告白から、物語は始まります。
各章ごとに、事件にかかわった登場人物が語るモノローグ形式で構成されています。
ミステリーなので、ストーリー性だとか期待するものではないのだろうけれど、
淡々とした言葉だけが連なり、余分な背景描写など一切ありません。
読み進むにつれ、殺伐とした不条理と悪意にみちた告白のたびに、陰鬱な気分に陥ってやりきれなさだけが増幅していきます。
せめて結末のどんでん返しぐらい、違う方へ転んでいてくれていれば救われたのにと残念でなりません。
「愛美は、事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」
という担任の最期の日の告白から、物語は始まります。
各章ごとに、事件にかかわった登場人物が語るモノローグ形式で構成されています。
ミステリーなので、ストーリー性だとか期待するものではないのだろうけれど、
淡々とした言葉だけが連なり、余分な背景描写など一切ありません。
読み進むにつれ、殺伐とした不条理と悪意にみちた告白のたびに、陰鬱な気分に陥ってやりきれなさだけが増幅していきます。
せめて結末のどんでん返しぐらい、違う方へ転んでいてくれていれば救われたのにと残念でなりません。
コメント
予約待ちはかなり長い。
しかし、最近友達も買ったらしく早目に貸してもらえるかも…なんて。
回ってきたら、へーーと思いながら、読んでみます。
いつのことになるやら。
私は、?だったけど、長男は現代っこなのかな~面白い!
と言って1日半で読了でした。
感じ方は人それぞれだから、こころさんも感想聞かせてね。