9月から始まった高校サッカー選手権県予選。

涙をのんで敗退した125チームの想いを背負って、次なるステージへ夢を繋ぐため2チームの若きイレブンの魂がぶつかり合う熱い戦い。

連覇を狙う伝統強豪校 対 3年ぶり2度目の優勝を目指す新鋭中高一貫校の決勝戦です。


先週の準決勝に引き続き、雨の決戦となりました。


先制は、藤色軍団。

腰痛のため膝上まで痛々しくも白いテーピングに覆われた188cmの長身FW新○の渾身のヘッドゴール。

その後、ゴール間際の混戦でのオウンゴール追加点で前半終了。

後半は、相手チーム橘の緊張がほぐれてきたのか、少しずつ藤色ゴールを脅かすシーンが増えてきたものの、10番ストライカー○田は常に3人のディフェンダーに取り囲まれて完全に動きを封じ込まれてゲームを組み立てられぬまま交代してしまい、
ゲームーオーバー。

藤色軍団は、シュート数こそ少ないものの、安定した守備は最後まで集中力が途切れることなく、終わってみれば見事完封。

シュート数は、4対12で新鋭橘が圧倒。

しかし、結果は、2対0で藤枝東が127校の頂点に輝きました。

奇しくも、先制点をあげた新○選手は、今日の相手チームかつては共に戦った仲間橘中学出身でした。

橘のイレブンの心境は、複雑だっただろうと勝手に推測しちゃいました。



今年の藤色軍団は、取り立ててスタープレーヤーがいるわけでもなく、華麗な個人技も攻撃力もあるわけでもなく、前評判が悪かったチーム。

何しろ、決勝トーナメントでは、ベスト16にも入らなかったチームに1-3で負けてるし・・・。

では、なぜ?

負けたチーム監督のコメントは、

「見えない伝統チームという強い気持ちに負けた」

というものでした。

ここぞ一番!という時、実力を上回る精神力だったり運だったりを見方にできるのも、長年築きあげられてきた伝統のひとつなのでしょう。


来年のお正月、また国立のスタンドが藤色一色に染まることを期待し、引き続き応援したいと思います。



そうそう・・・

先週のTV観戦からずーと気になっていた藤色軍団の新監督さん。

ず~と気になっていたのですが・・・。

昔、藤色全盛期だった頃、真っ赤なユニフォームでバリバリのリーゼント軍団静岡工業が優勝したことがあった(全国準優勝)のですが、その時の選手でした。

このチームは、コーナーキックからのゴールに絶対の自信を持っていて、いかにコーナーをとるかが勝因のポイントという面白いチームでした。

そんな断片的な記憶が、解説者のエピソードからよみがえりました。^^








コメント

羽生遊
2008年11月16日22:47

素晴らしいゲームだったようですね。
日記を読んでいても、選手たちの気持ちが良く伝わってきます。
いいですね、高校サッカー! 選手権が益々楽しみになってきました。

メイ
2008年11月17日19:30

FWからDFにコンバートされた岡ZAKIの成長が鍵だったようです^^
神奈川は、12月7日に決定!なのですね。

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