昨日 無事成人式を終えた長男。

世間的には大人になったとはいえ、まだ学生で今後も当分脛を齧られると思われるので、とても一人前などとは言い難いのが現実です。

それでも傍からみれば、立派に成長した青年に見えるらしく、
あちらこちらで、褒められたりすることもしばしば・・・。

そんな立派に見える長男も、親から見れば、ううん・・・親だからこそ見える狡さや弱さ、好い加減なところも、私達と同じようにちゃんと持ち合わせていて・・・、親にとってはいつまでも危なっかしい子供のまま・・・。

なんの苦労もなく順風満帆に育ったように見える長男ではありますが、どこの家庭にもあるように長男にもそれなりの心配ごとはありました。

結婚後まもなく授かった小さな命。
でも、重度の妊娠悪阻で、心音を確認できるときまでの生存確率は、50%と告げられたあの日のひんやりした空気を忘れてはいません。

一時はどうなるかと思った時期もありましたが、よく一緒に乗り越えてくれたものとその生命力に感動し、
一言では言えぬ喜びも経験しました。

分娩台に運ばれてから、12時間しても産まれず、先生2人がかりであばら骨にひびがいったほど押し出しての難産でした。

取り上げて下さった先生の第一声は、「でっか〜@@」

皺ひとつない綺麗な3646gの大きな赤ちゃんでした。

ビタミンKの数値が少し低くおうだんがきつくて、私と一緒に退院できなかったり、2週間で結膜炎になったり・・・身体が弱い子でした。

その後も、慢性滲出性中耳炎で幾度も鼓膜を切開して、チューブをいれたり・・・一日おきの耳鼻科通いは2年にも及びました。

それでも、20年間親業というかけがえのない経験をさせてもらい、今日の今まで無事育ってくれたことは、嬉しい限りです。

コメント

羽生遊
羽生遊
2008年1月24日17:00

遅ればせながらご長男の成人式、おめでとうございます!
ここまで来るのに色々とあったんですね。

僕も、子育ての真っ只中にいるわけですが、
子ども達が節目を迎えた時、メイさんにように、
色々と思い出が沸き起こるのかもしれません。

家族って、本当にいいものですね。

メイ
メイ
2008年1月24日20:49

ありがとうございます。
過ぎてしまえば、みんな懐かしい思い出です。
我が家は、年後の兄弟なので、悩みながらも立ち止まることはできずに、ただただ突っ走ってしまった・・・という感じです。
それでも、兄弟喧嘩の仲裁をしたことなどないくらい仲がよかったので、楽しませてもらいました。

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