次男が、無事仮免に合格したようで…、取りあえず本人も一安心しているようです♪

しかし、教習所に通い始めた当初、次男はみるみる元気がなくなっていきました。

口数も減り、就寝時間も早くなり、どうだった?と聞いても、まあまあ。と味気ない返事。

学校へ行かなくなってから、受験を控えている友人とも距離をおき、めっきり電話もメールも自粛している様子でした。

さすがに鈍い旦那さんも気にしだしたので通いだして10日も過ぎた頃、
「疲れてるみたいだねぇ。」と何気なくふってみました。

「そうなんだよ。疲れたから、早く寝てるんだけど寝てもスッキリしなくて疲れが残ってる感じでさぁ。」

と、珍しく素直にボソボソと返事。

「教習所いく日、ため息でてない?」

「いく日かどうかは覚えてないけど、最近けっこうでてるような…」

「それって、ストレスじゃない?」

「こんな感じがストレス???」

「もしかして、初めて?」

「たぶん…」

そう、りっぱなストレスデビューですね。

回りは仲良しこよしできている他校生の中、簡単だと思っていたマニュアルが思いのほか難しく、今までは友達と普通に発散できていたのに、その友達とも今は距離を置かざるをえなく、気分転換や心から笑える時間がないのでしょう。

今までの人生、常に次男の前には、道標になるべく兄の背中があり、兄を通して自分の青写真をみることができた次男。
大変なことや厄介なことは、試す前に逃げてきたので、今回の試練は彼にとって誰からの情報もなく、たったひとり臨んだ初めての世界だった訳です。

本人も認めていましたが、いつも傷つくことや挫折が嫌で、限界に挑戦することもなく、「ま、いいや。」と、100%の力を出し切る前に常に8割達成のゴールを決めてしまってきた彼にとって、今回の逃げ場のない妥協することが許されない教習所は、相当こたえたということなのでしょう。

以上のようなストレス談義をじっくり親子3人でした1月下旬でした。

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何事も挑戦して100%全力をだしきってこそ自分の限界をしることができるし、可能性を広げられることができるのだと思う。

挫折して転ぶから、起き上がり方を覚えるし経験として身についていく。

若い今だから、失敗を恐れず、ううん、失敗したっていいし、またいくらでもやり直せばいいんだし。

子供達が歩きはじめた頃、転んで泣いても抱き上げることを我慢し、自らの力で起きあがるのを2歩先で両手を広げて待ったあの頃のように、苦い失敗やわずかな成長をこれからも見守りたい…。

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めでたく合格した暁には、免許書と同時にポジティブなスピリットも取得できていれば…と願う母です。

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