友情

長男の高校時代のクラスメイト(Aちゃん)のママから、電話があった。

数少ない女の子のうちの1人だが、ママとは父母会で意気投合してから、今も親しくお付き合いさせて頂いている。

しばし世間話や子供達の近況報告。
そして、先日帰省した息子の話になり、今浪人中のH君の所に泊まったみたいで、勉強の邪魔だったよね…。
と私が言うと、びっくりしてある出来事を教えてくれた。

長男の元クラスでmixiのコミュニティを作ってくれたのが、T大をめざして浪人中のこのH君である。

長男もそこからmixiでいろいろな人とも交流が始まったようだ。
そのH君がどうやら9月頃から、スランプに入りひどく落ち込んでいるようすで、予備校でも友人ができなく、孤独だと書き込みしていたらしい。

Aちゃんが帰省していた時、ママもその書き込みを一緒に見せてもらったそうだ。
そこで一生懸命励ましていたのが、Aちゃんとうちの長男だったという。
気持ちが通じたのかわからないまま、mixiにはこなくなったので、Aちゃんも心配していたとのこと。

帰省前長男からは、当初W大に行っている中学時代からの友人S君のところに泊まると聞いていたが、あとで高校時代あまり親交のあった方ではないH君のところに泊まったと聞いた時は、少々驚いたが長男のところに泊まりにきたこともあったらしいのでさして気にしてはいなかった。(S君とも会いW大も案内してもらったようだ。)

A君、順調だって？
の私の問いにも、2浪はできないから、頑張ってるよ。
と教えてくれた。

お節介な私の行動をいつも「ほっときなよ。」と言うクールな長男を少し物足りなく感じていた私は、今回の長男の行動に少し驚くと同時に、嬉しくもあったエピソードでした。

それにしても、女の子はなんでも話してくれるのに対し、男の子は必要最低限のことしか話してくれないことがよ〜くわかりました。